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 藤田 武弘

-Fujita Takehiro-
地域創造学部
​食農マネジメントコース担当教員
食農・観光と幅広い
守備範囲を持つ新学部長
――教員の研究について

私は観光コース所属ですが食農に関するテーマも扱っています。その中でも新しい観光の考え方であるグリーンツーリズムを研究しており、都市と農村にかかわった人や地域とのかかわりについて調査しています。また、農村地区での人口増加につながると期待されている関係人口を軸に、地域コミュニティを調べています。

研究の対象として「和歌山県田辺市」「和歌山県紀美野町」に実際に訪れ、研究を進めています。研究の中で印象に残っているものとして、15年ほど取り組んでいる田辺市の人材育成の学校があります。学生が地域づくりのリーダーに育てることは大変ではありますが、それと同時に大きな喜びが感じられます。

――ゼミ活動について

新4年生は5人中5人が男性で、4月からは相原先生のゼミに参加されていた学生たちも藤田ゼミに合流するため5人からさらに人数は増えます。新3年生は現時点では、まだ正式な人数は決定していませんが、大体6~8人程度ぐらいかなと予想しています。

藤田ゼミの強みは「1コマでは完結せず、長期的に研究する」という点です。授業形態として、オンラインと対面のハイブリッド型を用いており、学年をまたいで授業に取り組みたいと考えています。学年をまたいで授業を取り組む目的として、先輩にとっては後輩にアドバイスすることで自分の成長が確認でき、また後輩は先輩の取り組みを見て刺激を受けることに繋がることを狙いとしています。

また、3年ゼミでは、まず文献講読から入っています。これは卒業研究に取り組むうえで、フレームを作るため事前学習を重視しているからです。フレームを作ることができると自分に何ができるのか見えてくるので、是非意識してほしい点です。

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高大連携
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​農家調査
―― 求める学生像につい

地域に対して何らかの思いがある学生は、真剣に物事に取り組む傾向があると思います。また、藤田ゼミを志望する学生は地域へ何らかの形で貢献したいと考えている人が多い傾向があります。

――卒業研究の傾向

農山村地域での6次産業化、都市農村交流に伴うコミュニティの変化などが多いですね。

――先生の持っているプロジェクトの具体的な連携先

「大阪府の環境農林水産部(いちごのプロジェクト)」、「和歌山県橋本市・高野町(欧米系インバウンドが多いことで有名、その他にも高野山宿坊の精進料理も有名)」等、その他にも多数あります。また、フィールドワークは関わる地域を絞り込んで、地域と関係を持ってほしいと思っています。そのため、

地域と関わるときには、地域に失礼のないように事前研究はしっかりとやってほしいと思います。

〈ゼミ生にもお聞きしました〉
―― ゼミ生が藤田ゼミに入ったきっかけ

もともと食農に興味があって、藤田先生は研究テーマを食農としていて、なおかつ観光等、幅広く学ぶことができるのが一番のきっかけです。また少人数で面倒見がよい点もきっかけのひとつです。

―― ゼミ生が藤田ゼミに入ってよかったと思うところ

少人数でひとりひとりに親身に教えてくれることや、藤田先生は幅広い人脈を持っているので普段だと話す機会がない人ともつながることができる点はこのゼミに入ってよかった点だと思います。

​教員についての詳しい経歴はこちらへ

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