Regional
Development
Studies
追手門学院大学地域創造学部ウェブサイト
稲葉 哲
‐Inaba Satoshi‐
地域創造学部 政策コース担当教員
「失敗を恐れず、行動できる人」
の育成を目指して
―― ゼミで取り組んでいる内容について教えてください
稲葉ゼミでは、商店街のお店に関わることや、売り上げに結びつくイベントなどを実際に学生たちが考えて実践します。それが他のゼミとは違う点であり、難しいところですね。
――ゼミを進める中で工夫していることはありますか?
イベントを開催するためには、それぞれのメンバーの得意なことを知る必要があります。最初に自己紹介を行い、人と関わるのが上手な人、パワポやポスターを作るのが得意な人などを知り、グループ分けをしてお互いに競いながら授業に取り組みます。
もちろん実際にやり始めてうまくいかないことも多々ありますが、いろいろ対策を考えて行動すると学生自身の成長につながります。
―― 活動を通じてどのようなことを学びますか
商店街において、どうしたら若い人に来てもらえるか、売り上げが上がるのか、利益を出せるのかについて考え学びます。特に、活動を通じて様々な人と出会い交流することによって、コミュニケーションをとる大切さを学びます。
―― 理想のゼミ像はどのようなものでしょうか
賑やかな雰囲気はもちろん、積極的に動けるようなゼミ、ずっと考え込むのではなく、とりあえず行動しようと考えられるようなゼミにしたいです。
―― 求める学生像はありますか
責任感と行動力がある人ですね。考え込むより、まずは行動にうつすことが大事だと考えられる人を求めます。
上画像:以前に開催されたイベントの様子
――将来学生がどのような人材に成長してほしいですか
何事にも失敗を恐れずやってみようと考えられる人、自分の住む地域を活性化したいと考えて行動できる人になってほしいです。
――これからコースやゼミを選択する学生1~2年生に
向けてメッセージをお願いします
動いてみるとうまくいかないことがたくさんありますが、それは全て話のネタになります。実際に動いてみて新しいことにチャレンジする度胸をつけましょう。