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山本 博史
 

-Yamamoto Hiroshi-
地域創造学部
​食農マネジメントコース担当教員
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マルシェで地域に彩を
~ピ○チュウ大好きな追大の生き字引~

2019年から始まり現在で3代目となる、「5地創マルシェ」がメインの活動です。

 

【5地創マルシェについて】

茨木市内の美味しい飲食店とお客さんを繋いでいくプロジェクトです。また、市内北部地域にあるカフェの手作りクッキーを市街地で紹介するなど、「山と街を繋ぐ」という役割もあります。

2019年の「茨木にぎわい亭」での出店から始まり、現在ではイオンタウンや「茨木蚤の市」でのマルシェ出店も行っています。

――ゼミ活動について教えてください

卒業制作としては、「5地創マルシェ」がメインになります。その他、福井市の観光サイト制作や、ハードルは高いですが、京都のオーバーツーリズムに関してどこに人が密集しているか見られるようなアプリ作りを検討している方がいます。卒業論文のテーマとしては、各々でテーマを持って取り組んでいます。例としては、スポーツと地域づくり、演劇・音楽とまちづくり、教育の格差などについて研究・論文作成を行っています。

――学生の卒業論文、卒業制作の内容について教えてください
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幅が広いというのが魅力です。農業は衰退していると思われがちですが、都市農業、農商工連携、フードツーリズムなど様々なテーマで研究することが出来ます。

―― 山本先生が考える食農コースの魅力を教えてください

元々は哲学が専門で社会学部所属時に、『食の人間学』という本を出版しました。それがきっかけで、ある雑誌に書いた原稿が福井県の公立高校の入試問題に使われ、その後、雑誌の原稿依頼が来るようになりました。そこから、食の普段は見えてこない問題や農分野に関心をもつようになりました。

―― 先生が食農について研究することになるキッカケは何ですか

もう少し頻繁にマルシェを開催し、他団体や他大学とも上手く繋がっていきたいです。一方で課題

として、来年度で定年退職します。その後、5地創マルシェをどこかのゼミが引き継いでくれるのか、このまま終わってしまうのかという懸念はあります。

―― 来年度の目標を教えてください

​〈2名のゼミ生にもお聞きしました〉

―― 山本先生のゼミを選んだ理由を教えてください

Aさんー地元が福井県なのですが、地元をテーマに学んでいきたいという思いがありました。やりたいことを認めてくれるのが山本ゼミというイメージもあり、​一択で選びました。

Bさんー元々フードロスについてやりたいと考えていました。しかし、二年のゼミで文章を読んでパソコンをカタカタすることが少し嫌になったという経験がありました。そこから、「何か地域活動をやりたい」という思いもあり、「5地創マルシェ」を行っている山本ゼミを選びました。

―― 研究(活動)内容について教えてください

Aさんー福井県への地元愛が強いということもあり、福井県の観光についてPRする発信サイトを制作しています。

Bさんー「5地創マルシェ」の活動を行っています。卒業後に徳之島へ行くという目標があります。マルシェの活動を通して卒業後、徳之島でどう動くかを考えています。並行して、マルシェをどう動かすか今後どのように活動を引き継ぐかを考えて活動しています。

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​2022年度合同学園祭でのブース出展
―― 後輩へゼミ選びのヒントがあれば教えてください

Aさんー自分が何をやりたいかを決めて、先生の専門分野などとマッチングさせていくことが必要だと思います。基本的に先生は何でもやらせてくれます。

Bさんーやりたいことが決まっている人は、純粋に自分の感覚で先生を決めても良いと思います。ちょっと違うなと感じても、行動力で何とかなります。やりたいことが決まってない人は、マルシェのような活動に飛び込んでみるのも良いと思います。

―― 最後に、山本ゼミの魅力を教えてください

Aさんー先生の経験は豊富なため、色々な視点から学生を見てくれます。話も面白いので、それが刺激になってモチベーションアップにも繋がっています。

Bさんー卒業論文に関しては、毎週フィードバックをしてくれる上に臨機応変に対応していただいているので、学生としてもありがたいです。快適にやりたいことをやらせてくれる環境だと思います。

マルシェに関しては、色々な分野に興味を持つ人が来て「5地創マルシェ」が成り立っています。

それゆえ、様々な考え方や知識が得られています。良い意味でバラバラな上、自由に出来ています。その反面、グループ活動を一つにまとめる難しさや班活動の難しさを感じています。

Instagram: @pikazemi.marche

​教員についての詳しい経歴はこちらへ

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