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吉田 佳世

― Yoshida Kayo ―

地域創造学部
​食農マネジメントコース担当教員
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社会人類学が専門

―沖縄・奄美研究は面白い―

地域創造学部
​食農マネジメントコース担当教諭

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―― 先生ご自身の研究テーマについて教えてください。

 専門分野は、文化人類学・民俗学・沖縄&奄美研究です。
特に沖縄の歴史や文化、地域の人々の暮らしに興味があるので、授業では「地域文化史研究」「食文化概論」といった文化という名称が付く科目を多く担当しています。

――3年ゼミの進め方はどのようなものですか。

 学生さんたちが自分たちで自由にテーマを決めて進める、グループ活動が中心となります。主に観光と食農マネジメントコースがメインコースの学生さんが多いですが、個性的なメンバーが揃っていますよ。

―― 具体的な取り組み活動はありますか。

 2022年度はフィールドワークをもとに動画を作成しました。学生さんが行った研究テーマの例を挙げると、しまなみ海道のサイクリングや、跡継ぎ問題などで存続が厳しい喫茶店の復活に向けた取り組みなどがあります。毎年、沖縄研究や地域猫といった研究テーマも人気ですよ。

しまなみ海道サイクリングの様子

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喫茶店にてインタビュー​を実施

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―― 他のゼミとの大きな違いはどこでしょうか。

 常に「自分たちで決めなさい」と伝えていますね。
私から一方的に指示を出すのではなく、学生さんたち自身が考えて行動できることを心がけています。これは上手くはまる人と方向づけしてほしい人に分かれると思いますが、自由を求める人が多い印象です。

―― 活動を通じて何を学べますか。

​ フィールドワークの手法を学ぶことができます。質的調査を通じて、人に話をじっくり聞くことを大切にしているので、より内容の詰まったものが完成しますね。人の言葉から考察を行い、人の話に耳を傾けることが大切だと感じています。

―― どのような雰囲気を持ったゼミを目指していますか。

​ 逆に、私自身が学生さんから様々なことを教えてほしいですね(笑)。学生さんは新しいものを持ってきてくれるので、新しい風を吹き込むゼミにしたいです。ゼミ生たちに研究テーマを決めてもらうのもこれが理由なので、私も知らないことを一緒に学びたいと考えています。

―― 求める人物像を教えてください。

​ やる気や感受性を持ち、人の気持ちに興味がある人でしょうか。他者に対し、フェアなもののまなざしが向けられることは大切だと思います。どんな人にもリスペクトを忘れない人であってほしいですね。

―― ゼミ選択を行う際のアドバイスはありますか。

​ 授業を履修していない先生に対しては、正直どんな先生なのかわからないですよね。 色んな先生の授業を受けて、たくさんの先生と関わりを持つと良いと思いますよ。自分の考えや学びに合ったゼミを選択しやすくなります。

―― この記事を読んだ学生さんに向けて 

​   メッセージをお願いします。

​ 地域創造学部の先生は皆さん優しい人ばかりです。どこのゼミへ行っても、面白いと思います。吉田先生の授業を受けてみて、興味を持った人はぜひお待ちしていますね!

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​教員についての詳しい経歴はこちらへ

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